YOU AND I

ほみんちゃんおかえりなさい

ほみんといしやなぎ

代々木行ってきました。っていう二週間前のおはなし。

 

男子バレーがここ数年で一番ともいえる盛り上がりをみせている中、自分自身もバレーボールの経験者でこのスポーツが好きだというという事と、やっぱりわたしは死にもの狂いで汗かいて必至こいて自分の道を突き進む輝かしい男の子が好きなんだなぁという事を実感して、ここにそのほくほくの気持ち悪いボーイズウォッチングをスポーツ観戦というオブラートで華麗に包んだレポートを捧げます^ω^

 

最初は横目でみていた男子バレーですけど、やっぱりヒーローがいれば目を奪われ、それが二人となればソファーに腰を下ろし、さらに19歳と23歳のド若手で胸を鷲掴まれ、しかも外国のチームに勝つ(セットとるも含む)っていう昂ぶりが加われば、これはもう実際に代々木行くしかない!!!!・・・と思い立ったはいいが、チケットがない。普段ビギからくるツアーのお知らせからのファンクラブ先行チケットエントリーなんてものがあるのかないのか、昔はスポーツ新聞のオマケで貰えたり、恩師が勉強の為にって確保してくれたんだけど、今回は完全にスタートダッシュに失敗してるわけ。もう既にスタンド席とアリーナはどこを調べても販売終了なわけ。オークションでは目ん玉飛び出るレベルの金額ついてるし、もう当日券しかなくね?って21日に行ってみたら売り切れ(ノД`)・゜・。23日にすっぴんで始発のったよね^^待ってていしやなぎ^^^^結局自由席だったけどセンターライン寄りの前から5列目くらいでよく見れたお!!そもそも代々木で最初にみたジャニーズがぶいろくオッパだからほんと小っちゃいころから代々木通ったな><ママに連れてってもらって当時幼稚園くらいだったから外国人選手に頭ポンポンしてもらったり、サインもらったりああゆう漠然としたバレー選手おおきいかこいいしゅごいとうとい・・っていう憧れが、間違いなく後に自分も選手としてコートに立つ未来に繋がっているのだから、やっぱり男の子が生まれたら毎日ライブDVD見せようと心に誓ったしだいです^^^^^^^^

 

会場の中に入ってからの4時起きだった自分のコンディションとテンションが心配だったんだけど、1試合目のイタリア対ポーランドがっつり観てしまった。てか、バボちゃんでてきた瞬間泣いたwwwwww試合に勝った事も負けた事も、ビンタされた事も県大会で優勝して鬼だと思っていた監督が実は人間で「よくやった。」って一言いって菩薩みたいな顔してハグしてくれた事、全部が涙腺駆け上がって目汁がでた。スポーツっていいね。

 

わたしのおセンチメンタルは抜きにしてもレベルの高いチームの試合は面白かった。やっぱりセンター線が生きると攻撃にバリエーションが生まれて、みていて予想を裏切られるっていういい意味の刺激があるよね。個人的にAクイックにつられてブロッカーが早くに飛んじゃって、ああぁぁそっちかよって空中でもがくんだけどコートに引っ張られていく指先の上を後方から飛んできて身体をめいいっぱい撓らせてバチコンって決まるバックアタックが大好きです。横の広がりで攻撃をみているバレーが縦にも広がるっていう二次元が三次元に、ぐわんって空間の広がりが生まれる瞬間が好き(創作の話じゃないお)。どんなスパイカーもトスが上がらなきゃなんのお仕事もできないしな。サイドに素晴らしいスパイカー置いてもブロック3枚つかれたら体格差ある日本人には限界があるしね。やっぱり日本人に体格とセンスと経験の三つを兼ね備えた選手を求めるのは難しいんかな。やっぱり世界が相手となるとキツいかな。あんだけ低学年からの競技人口がいるんだから現れるといいなセンターで活きる選手が。いまんとこ、やまうちくんの成長に期待。とにかく今の日本はセンターがしんでいる。今はMBっていうんだっけ。深津さんがトスをあげないんじゃなくて、あげられないのだとわたしは思っています。

 

第一セットの立ち上がりは柳田君がとにもかくにもシャットにかかる。186cmではロシアの鉄壁三枚はきついよなぁぁぁぁ。バレーボールってローテーションするんだけど、自分がエースポジションについた時に苦しくても、スパイク決めないと永遠そのポジションから逃れられないの。相手のサーブミスとか仲間が決めてくれるって展開も勿論あるんだけれど、そんなの情けないじゃないか。わたしがいつも先生に言われていたのは、「サッカーでもバスケでもあるまいし、ネットを隔てた自分の陣地にいて、誰もお前が跳ぶことを邪魔なんてしないのに、何を怖がることがあるんだ」ってね。柳田君はフォームのきれいさに目が奪われがちなんだけど、とっても上手な選手です。最終的にスパイクをたくさん決めていたし、きちんとエースとしての役割を果たしていたんだけれど、この日わたしが感じた柳田君の儚さとか硬直ゆえの脆さみたいなものは、タイムアウトの度に細い腰に添えられる監督や、コーチ、仲間の大きな手がよりいっそう強調していたみたいに見えて、人間としてすごく惹かれるものがあったな。強いことが求められるスポーツ選手が脆い。人間だからな。当然の事なんだけれど、やっぱりテレビの画面越しでは伝わらない柳田君がそこにいました。

 

石川君は、強い高い若いを具現化するとああなる。かっこいい可愛いというのは、置いといて、彼のプレーの素晴らしさをこれからもみていきたいです。石川君ってタイムアウトのあとは必ず柳田君の隣にいくのな。巷で様々なGIFが濁流のごとく垂れ流されてるんだけど、ほんと隣にいくの。一回隣を深津さんにとられてでも隙間30cmくらいのとこに入ろうとするの。断念して逆サイに収まったわけだけれど。無意識に人についてしまうっていう石川君の後ろ姿に、天性の人懐っこさと物心ついた時から集団の中にいてそのコミュニティで上手に自分のポジションを確立してきた人なんだろうなって勝手に思いました。つーか、あの笑顔の絆されない人はいないだろ。徹底的に陽を背負ってる石川君は19歳の大学生にはみえなくて、それこそ希望とかそうゆう誰もが無条件に求めたり焦がれたりするものを持っています。僕男子バレーの希望ですって掲げても嫌みがないいしかわくんすげーなというのが総括かな。この子に陰を見いだせた時にわたしのいしやなぎ論はまた変わるんだろうな。

 

もっとプレーについて語りたい欲求はあるのにそれにはもう少しわたしがバレーを思い出さなきゃならんわ。

 

ヒーローって一人で圧倒的な正義を掲げるよりも、仲間と手を取り合っている姿に惹かれるものがあるわたしは、いしやなぎという二人の存在はライジングさんかとうさんの時以来のバレー熱の再燃の着火剤となりました。柳田君のフォームがすごいきれいで、そういうところに惹かれて・・・みてました。っていう石川君に発言なんなの。対局な二人が共に尊敬しあって高めあって、でも柳田君は石川くんが一番楽しそうな瞬間は俺をバカにしてくる時とかいうわけ!!!!目と目を合わせて馴れ合うような距離感ではなくて、同じ方向を向いて立っているんだなぁって感じたな、会場にいて。

 

最近のいしやなぎフィーバーをみているとプレーに対する感嘆の声や、声援よりもただそのビジュアルに耳をつんざくような悲鳴があがっているようで、もったいないなって思いました。だって彼らのバレーは素晴らしい。見るものを惹きつけることって、興業を目的にしたアイドルのライブでは当たり前なんだけど、観客がいてもいなくても本来の彼らのやるべき事はかわらないはずだから。ふじてれびさんがとっても上手に扱っているけれど、ボールを落とす、落とさないっていうシンプルなルールにがむしゃらないしやなぎは素晴らしいよ。

 

あと清水さんとってもよくなった。ご結婚された事もよい作用があったんじゃないかなと感じたし、主将としてチームを引っ張るといよりも包んでやるような雰囲気があったな。チームがきつい時に決めてやるエースとしての強さももったまま。機械ではないから、気持ちや環境の変化でこんな風にプレーが変わるんだって改めて感じました。

 

とにかく一生懸命っていいネ!!ビバ!スポ根!!ほみんどこいった?